感銘から一歩前進-上を向いて、前を向いて-

ふと知る、ふと出会う言葉や場面を大切に、自身の次なる一歩につなげる感銘ワード、感銘シーンを紹介していきます。

感銘を受けた今日の1フレーズ

皆さん上杉鷹山という方をご存知でしょうか?

出羽国米沢藩の9代藩主であり、屈指の名君として慕われており、未だに鷹山公と言われるほど。

また、アメリカ合衆国第35代大統領であるジョン・F・ケネディも尊敬する日本人として挙げた人物として、知られています。

 

なぜそこまで慕われるのか。それは類稀なリーダーシップと、人柄だと私は思っています。

そんな上杉鷹山のエピソードをひとつ。

 

ある日、干した稲束の取り入れ作業中に夕立が降りそうで困っていた老婆を、二人の武士が助けてくれた。

お礼に後日餅を持参したいといったところ、招かれたのは米沢城であり、渡す相手こそ鷹山であった。

 

やばくないですか⁉︎

今の時代に、今の日本にこんな政治家はいるでしょうか?

いませんよね。こんな立派な方が藩主だった訳で、財政難であった米沢藩は徹底的な倹約のもとに財政を立て直します。

また、産業にも力を入れ、何も特産品がなかった米沢に工芸品や焼物などの開発に注力しました。

そして何がすごいって、藩に仕える武士の精神改革を行います。簡単に言えば、とるに足らないプライドは捨て、風習に捉われずに現状を理解し、現状に沿った行いをする。

武士は面子やプライドをを生業にしてますからね、それらを改革するのは並大抵ではありません。それだけ上杉鷹山には強い信念があり、何より上杉鷹山自身が先頭に立ち、率先して行っていたその姿は、大変頼もしいリーダーだったのではないでしょうか。

 

長くなってしまいましたが、感銘を受けた1フレーズはこちらです。

 

『なせば為る 成さねば為らぬ 何事も 成らぬは人の なさぬなりけり』

 

どんなことでも強い意志を持ってやれば必ず成就するということで、成果があがらない、出来ないのは努力がまだ足りないのだというやる気の大切さと、努力することとその継続性を説いています。

 

上杉鷹山が言うと納得ですね。

人間は大志や希望を持ちますが、壁に当たった時、もしくははじめから自分には無理だろうと諦めてしまうことが少なくありません。

しかし、それでは何も為らないんですよね。常に前を向き、上を向いて自身を信じて取り組み続けることが大事だということですね!

 

自分もまだまだ努力が足りないなと、この言葉をみると感じます。ただそれをネガティブに捉えるのではなく、その先にある自己実現に向かってさぁ努力しよう!と進んだ結果、その成長が楽しくなって、また努力するんですよね(^^)

 

上杉鷹山のような人になりなさいと担任の先生に言われた時には、よくわからなかったですが、今はわかる人間になりました(笑)

ちなみに担任の先生からもう1人、このような人になりなさいと言われ、感銘を受けた方がいるのでその方はまた別の機会に。

それでは(*゚▽゚)ノ