感銘から一歩前進-上を向いて、前を向いて-

ふと知る、ふと出会う言葉や場面を大切に、自身の次なる一歩につなげる感銘ワード、感銘シーンを紹介していきます。

感銘を受けた1フレーズ-敦盛編-

歴史が好きな方や舞が好きな方は、敦盛と聞くと、もう分かる方は分かるかも知れませんね。

 

そうです!幸若舞「敦盛」の一節が今日の感銘を受けた1フレーズとなります。

それでは早速紹介します

 

『人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり』

 

人の世の50年間は天界の時間と比すれば夢幻のように儚いものだといった意味です。

 

私がはじめてこの一節に出会ったのは、今はやっていませんが、昔正月になるとやっていたワイド時代劇。

中村勘九郎主演の「豊臣秀吉、天下を獲る」で、宅麻伸演じる織田信長が、舞っていたシーンを見てでした。

はじめは、全く意味もわからず、何を言っているのかわかりませんでしたが、私の歴史好きのきっかけはこの大河であり、織田信長だったんですよね。

 

時代の風雲児 織田信長

 

凶暴性もあるなかで、カリスマ性もあって男らしい。時代を切り開くヒーロー的な感じでカッコイイなと、子どもながら思ったものです。

 

そして、この一節が焼きついた1番の要素は、信長自身が49年という短い生涯であったこと。すなわち好んでこの敦盛を舞っていた信長が、敦盛を体現したことです。

 

1日が長い、1ヶ月が長い、1年が長いと時に感じ、人生まだまだ先があると考えることがあります。しかし、実際は儚い夢幻な時間なんだと思うんです。

人の一生は、平均寿命でみれば約90年ですが、僅か90年とも言えます。

そして、いつ人生を終えるのかわかりません。

であれば、生きているこの瞬間を懸命に生きることが大切だなと、私は敦盛を聞く度に思うんですよね(^^)

 

さぁ残りわずかな今日を、そして明日を懸命に過ごして生きましょう!

それでは(*゚▽゚)ノ